No.64  アンテナ。

 

 

前回のコラムでは、嗅いでるだけなのか、食べようとしているのか、のセルフチェックの仕方を補足で書いてみたのですが、いかがでしたでしょうか?
 

 

今回のコラムも、セルフチェックからスタート! 
 
例えば裏道でお散歩中、遠くから車や人が向かって来た時。 
あなた自身が道の反対側に向かって、ゆっくりと歩き出してみたら何が起こるでしょう。   
 
いきなり直角に渡るのではなく、さりげなく斜めにゆっくりと。 
声がけもリードでの合図も要りません。   
 

道路で試すのは怖いという方は、広い公園でお散歩中、ステキな木花を見つけて、さりげなく方向を変えてみたり、分かれ道で犬たちが行こうとした方とは別の方へ行ってみてもよいですね。  

 

例えば、こんな時。ちょっと離れようね〜が伝わってるかな?

 

 

 

  
お散歩での安全を守るための、基本のキ。
 
飼い主さんが通りを渡れば、自然についてくる。
交差点で止まれば、いっしょに止まってくれる。
 
と書くと、「それくらいのこと」と誤解されがちだし、決して大げさなことじゃない。
 
「何のトレー二ングもしたことないけど、そういえば、信号で待ってくれてるわ。」と当たり前のことのようにおっしゃる方もいらっしゃいますね。
 
そんな風に、犬たちに「いっしょに歩きたい」と自然と思ってもらえるような関係づくりを、いつもお散歩レッスンのスタートにしたいと思っています。
 

 
リードで強制されたからではないし、
嫌だけど渋々でもないし、 
おやつ目当てでもない。 
もちろん、そうしないと怒られるから仕方なく…でもない。 
(リーダーウォークやツケを教えることとは、似て全く非なるもの、デス。)   
 
 
冒頭のセルフチェック、皆さまはいかがでしたか?
 
ニコニコ顔でついてきてくれたなら、Excellent!!!
あなたへアンテナが向いていれば、「あれ?そっち行くの?」ときっと自然についてきてくれるはず。 
 
ゆったりと冷静に脇に避けて、その後に通り過ぎる車を見たら、きっと道を変えた理由も理解していくことでしょう。
次からは、あ、車が来たよ、と犬たちの方が先に気づいて避けてくれるかもしれません。
  
 
危ないから早く!と焦ってしまったり、リードをぐいっと引っ張って犬を「動かそう」とすると…
ほとんどの犬たちは、その場でぐっと力を入れます。
 
犬たちの立場に立ってみれば、そりゃそうです。
いきなりリードを引っ張られれば、びっくりして(or 不快を感じて)思わず踏ん張るよね。
むしろ、リードでコントロールしようとした結果、危険を招いてしまうことになるかもしれません。
  
 
最近のレッスンでも、たくさんのうれしい場面がありました。
 
ちょっぴり寄り道しつつも、イケナイイケナイと小走りでうれしそうに戻ってきてくれたり、
ガンとして自分が行きたい道を主張していた犬が、終始リードをゆるめて合わせてくれていたり、
本当は苦手な場所も、穏やかについてきてくれるようになったり、
 
しつこいですが、犬たちだけが「できるように」、形=オイデやツケなどの行動を教えた訳ではありません。
周り以上に飼い主さんへアンテナが向くようになった、とでも言えばいいのかなぁ?
 
 
私の仕事は、そんな絆づくりのお手伝いでありたい。
春のお散歩レッスンシーズンを前に、また気持ちを新たにするのでした。
 
 
あ、道を渡っても全然気づいてくれなかった…
むしろ抵抗された…
 
という方もご心配なく〜
 
そのためのドッグトレーナーですから、どうかお1人で悩まれませんよう。
お気軽にご一報くださいね(^^)
 

 

Mar, 2019

 

 
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