No.53 「記憶」で若返る?
13歳の我が家の犬。
人間に例えたら、60〜70代でしょうか。
シニアの入口と言われる7歳の時に生死の境をさまよう大病をしたこともあり、年齢による体の衰えや回復の難しさなどを痛感してきましたが、今秋なんと6年ぶりに東京旅行してきましたよ。
当然それなりの負担はあったものの、どうしても会いたかった幼馴染み(犬も人も!)たちにも会えて、大喜び!!
波はあれど、まだまだ元気なおばあちゃんです(^^)
シニア期に差し掛かれば、多かれ少なかれ心配事が出てくるものですが、心配顔ばかりしていてはもったいない。
体のケアのことは、多くの方が情報発信していらっしゃるのでここでは割愛して、
今日は、私がシニア期の犬と暮らして、今一番大切に感じていること、
「若い頃の楽しかった記憶」
が、心も体も若返らせる?と感じた出来事について、お伝えできたらと思います。
こちらは3年前、北海道での再開時の写真♡
例えば、幼馴染み(犬)宅へ訪れた時のこと。
以前とは違う家に引っ越していて初訪問の場所なのに、迷わず階段を駆け上がり、玄関へ一直線!
ここ数年あまり上がらなくなっていたしっぽをピーンと真上に上げて、ちぎれんばかりにブンブンブン!!
あくまでも私の仮説ではありますが…
若い頃の記憶が蘇ったことで、体も若々しさを取り戻したかのようでした。
よく「体が覚えてる」って言うでしょ?
久しぶりでも自転車に乗れたとか、
一度熟練した楽器やタイピングは、頭で考えなくても勝手に手が動くとか、
私は大学生の頃ラテンダンスに打ち込んでいたのですが(キンタロー。さんがやってるあれ、ね。)、今でもあの動き、多少はできるんですよね。20年やってないのに。
まぁ、筋力が落ちているから全くキープはできませんけど(笑)
それから、昔大好きだった音楽を聞くと、当時の彼氏を思い出すとか、
おばあちゃん家のにおいがする〜とか、
音やにおいと結びついている記憶もありますよね。
最近の研究では、犬にも長期記憶があることが証明されつつあります。
※まだまだ研究としては限定的ですが。
その昔、犬はその瞬間のことしか理解できないのでは?なんて言われた時代もありましたが、何より皆さま実感しているのではないでしょうか。
だって、何年かぶりに会ったって、ちゃんと覚えているもの!
見た目、声、動き、におい、何を記憶の拠り所としているのかはわかりませんし、そこまでは研究でもまだ明らかにされていませんが、動物たちにとって「記憶」が重要な役割を担っていることは、予想に難くありません。
今年はそんな長期記憶を意識して、
何だかテンション低いなぁと思った時、
若い頃にいっしょに楽しんだこと/場所
をお散歩に加えてきました。
大病する前によくダッシュしていた草むら、
帰国直後に仮住まいしていた胆振の海、
イギリスで覚えたどんぐりサーチ、
猛暑の日に水につかって涼んだ河原、
疲れた〜、しんどい〜、なんて言葉とは無縁な元気いっぱいの頃の記憶が蘇ると、途端に目がキラキラと輝き出し、体もキビキビと動き出す様子には、感動すら覚えました。
年を重ねれば寒さにも弱くなるし、体調が悪い日だって、気分が乗らない日だってある。
体力が落ちてくれば、特別なお出かけよりも「いつものお散歩コース」が多くなってしまうから。
何だか刺激不足かなぁ?と感じた時こそ、「若い頃の楽しかった記憶」を意識して取り入れてみています。
もちろんその記憶は、ただ犬自身が楽しんだモノコトではなく、私たちの笑顔付、だからこそですよね(^^)
そして何歳になったとしても、新しく「楽しい記憶」を作っていくことも、ね。
ついつい体力温存を選んでしまいがちな近頃を反省しつつ。
さぁ、明日は何しよう!
Oct, 2017
Happy & Natural な犬のしつけ ナチュラルドッグ
(出張トレーニング@札幌)

