No.51  距離感が物語るもの。

 

 

急坂でゴロゴロしている内に、転がり落ちていくというギャグを地でいく我が家の犬。
(本犬は全く気にしていませんけど。笑)

 

 

緑でいっぱいのこの時期、芝生でのゴロスリはとっても気持ち良さそうです。
  
でもね、この写真の犬の気持ちはどんな感じでしょう?
 
 気持ちいい♡
 背中がかゆい!
 イライラ〜〜
 
犬のボディランゲージはいつでも同じ意味を持つ訳ではなく、context 〜 前後関係や背景 〜 によって変わること、レッスンでもよくお伝えしていますが、ゴロゴロも然り。
  
なでて〜とばかりに、すり寄ってきてゴロゴロすることもありますが、(以前のコラム
この時はどんどん私から離れていきました。
 

 

 

例えば、車での長距離移動の後。 
私の仕事に付き合ってもらった後。 
トレーニングで頭をたっぷり使った後。
 
ストレスをぬぐうかのようにゴロゴロをすることがあります。 

 

 

 

 

右の写真は、写真撮影拒否のゴロゴロ(笑)
 
 あぁ、疲れた〜
 あぁ、終わった〜
 ちょっと嫌なんですけど〜
 
とばかりにゴロゴロゴロゴロ。
  
そんな時は、あえて私の手が届かないところでやるのです。
 
そしてひとしきりゴロゴロした後は、すっきりした顔で立ち上がり、何事もなかったかのように歩き出すのです。
 

 
この時は、写真はやーめたと伝えた途端、離れてゴロゴロから、目線を合わせてゴロゴロになり、段々近づいてきました。

 
最後は足の間に入り込んできて、なでて〜のゴロゴロ。

 

本当はそうしたかったんだよね。
 

 

 

 

 
「距離感」が物語るものは、とても正直です。
 

 

私の手の届く範囲に入ってくるということは、構ってほしいんだよね。
あえて届かないところで、ということは、放っておいてほしいんだよね。

  

 

皆さまのお家でも、寝る場所などで距離感を感じることはありませんか?
  
我が家の場合、べったりしたい気分の時は、布団にもぐりこんで来るけれど、
日中にたっぷり遊んで満足した日は、1人リビングで寝ていたり。
 
距離感は、私とのコミュニケーションが足りてる足りてないを示すバロメーターのようなものでもあるのでした。

   

  

1人の時間は、犬にとってもリセットの時間。
そんなひとときを過ごした後は、またいっしょにいたいという気持ちにも復活して、いつも通りしっぽフリフリしてくれるでしょう。
 
逆に、ちょっと一休憩したいという気持ちを尊重してもらえなかったら、小さなイライラは貯まり続け、いっしょにいることに負担を感じるようになってしまうでしょう。

  

  

大好きな家族だって、いつもべったりしていたい訳じゃない。
いつもいつもなでられてうれしい訳じゃない。
  
案外そんな単純なこと、いっしょに暮らしているからこそ忘れがちなのかもしれませんね。

  

  

世界一大好きな愛犬ですもの。
むぎゅむぎゅはぐはぐしたい気持ちは… えぇ、えぇ、わかりますとも!(笑)
  

でも、大好きな相手だからこそ、

自分の気持ちを押し付けるよりも、相手の気持ちを尊重することこそが愛情、デス!

 

 

Jul, 2017

 

 
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